マネジメント おすすめ書籍

最高のリーダーは、チームの仕事をシンプルにする

著者が花王時代に開発した「課題解決のメソッド」ををもとに独自の視点や切り口を加えた「リーダーのための仕事をシンプルにする方法」が紹介されています。

課題解決のメソッドには7つのステップがあり、ステップ全体の根本となる考え方は、物事を「単純・明快」にし、仕事を効率的にすすめる、というものです。

課題解決メソッドの7つのステップ
  • 会社の「問題」と、自分の「課題」を混同しない
  • 仕事は「より少なく、しかしよりよくする」する
  • 常に「全体最適」を考えて部下を動かす
  • 「優先順位」だけでなく「劣後順位」も明確にする
  • 仕事を「やめる」のも「すぐに」やる
  • 上司と部下の違いは「役割だけ」と心得る
  • 自分なりのシンプルな「仕事の原則」を築く

リーダーが成果を出すためには「問題を明らかにし、解決すべき課題を特定する」「やるべきことやるべきでないことを明確にする」というのが最初のステップになります。ここでやるべきことをシンプルにすることでメンバーが動きやすくなります。

その上でどういった方法でチームを動かしていくとよいか、といった部分までが紹介されています。

これからチームを率いるリーダーの方におすすめです。

シリコンバレー式最強の育て方 人材マネジメントの新しい常識1on1ミーティング

今では一般的な認知も上がっていると思いますが、1on1ミーティングの効果、実施方法についてかかれています。

ちなみに、1on1ミーティングとは下記のようなコミュニケーションの方法です。

1on1ミーティングとは、上司と部下による1対1の定期的な対話の時間です。一般的な面談との大きな違いは「これは部下のための時間」だということです。ですので、双方のコミュニケーションの場ではあるのですが、上司はときにカウンセラーのように部下の話を聞き、部下の状況や問題、関心事を把握します。そして時には、その場でアドバイスをして解決することを行う場です。

『シリコンバレー式最強の育て方 人材マネジメントの新しい常識1on1ミーティング 』より

具体的な進め方が書かれていますので、まだ1on1を実践していない企業の方に参考になると思います。

部下の成長度合いやモチベーションがイマイチ把握できないなと感じるリーダーやマネージャーの方におすすめです。

はじめての課長の教科書

最高の結果を出すKPIマネジメント

モチベーション・マネジメント

最高のリーダーは「命令なし」で人を動かす

マネジメント[エッセンシャル版] 基本と原則

自分の「怒り」タイプを知ってコントロールする はじめての「アンガーマネジメント」実践ブック

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