営業力UP おすすめ書籍 3選

営業力・提案力

Sales is 科学的に成果をコントロールする営業術 

営業支援のトップランナーとして実績を上げ続ける会社、株式会社セレブリックスの今井 晶也さんが書いた本です。

セレブリックスさんは営業代行の会社で、企業から委託されてその企業の営業として商品を販売したり、販売戦略を考えたりする会社です。

そんなセレブリックスさんでこれまで営業支援した企業1,100社以上、商材数12,000以上の実務の中で蓄積された商談のデータから再現性のある営業術が紹介されています。

商談の事前準備、商談時のヒアリング方法、商談後のフォロー方法など商談の前から商談完了までの実践できるノウハウが詰まっています。

これから営業になる人、営業をやっているけど成果が伸び悩んでいる人、営業組織のマネジメントをしている人、などすべての営業の方にお勧めの1冊です。

今井さんが司会をして、様々なエキスパートの方とやり取りしている2B Salesというyoutubeチャンネルもめちゃくちゃ勉強になる動画が多いのでこちらもご紹介。

大型商談を成約に導く「SPIN」営業術

SPIN営業術は、小型商談と大型商談の違いを分析し、大型商談を獲得するために生み出された営業の技術です。

SPINとは4つの質問の方のイニシャルを取って名付けられています。

S・・・Situation(状況)
P・・・Problem(問題)
I ・・・Implication(示唆)
N・・・Need-payoff(解決)

大型商談では上記の質問の中でも特に「示唆質問」を行うことが重要と考えられています。
示唆質問とは、商談相手の潜在ニーズを顕在ニーズとして認識してもらい、問題の深さを理解してもらうための質問です。

営業が相手の問題点を指摘し、解決策を提示したとしても相手がそれを問題だと認識していなければ商談が成約することはありません。

本書では相手と共通の問題認識を持つための、下記の流れについて解説がされています。大型商談を担当する営業の方にはもちろん、近年のソリューション営業には身につけておいた方が良い営業術です。

大型商談の流れ
  • STEP1
    状況把握

    商談相手の現状を把握する

  • STEP2
    問題特定

    その中で解消すべき問題点を特定する

  • STEP3
    示唆質問

    示唆質問により、相手が認識していない潜在ニーズを
    顕在ニーズとして理解してもらう

  • STEP4
    解決策提示

    顕在ニーズとして理解してもらった上でそれが解決できた状態
    をイメージしてもらい、サービスの提案を行う

チャレンジャー・セールス・モデル

本書では、サービスを紹介するだけでは成約に結びつかなくなった環境下でも顧客との関係性を維持し、成果を出せる営業のスキルを分析、体系化しています。

全世界6,000人超の営業を分析したところ、世界中の営業は下記の5タイプに分類できるそうです。

  • ハードワーカー(勤勉タイプ)
  • チャレンジャー(論客タイプ)
  • リレーションシップ・ビルダー(関係構築タイプ)
  • ローンウルフ(一匹狼タイプ)
  • リアクティブ・プロブレムソルバー(受動的な問題解決タイプ)

この中で、ハイパフォーマーの比率が最も高いのは「チャレンジャー」で、全てのハイパフォーマーの40%を占めていたそうです。チャレンジャーの特性としては、下記のようなものが挙げられています。

チャレンジャーの特性

・顧客のビジネスについて独自の視点を持ち、双方向の対話能力に長けている「チャレンジャー」は営業上のやりとりの中で差別化ポイントを指導する(教え導く)ことができる

・顧客のバリュードライバーや経済ドライバーを把握している「チャレンジャー」は、顧客組織の中の正しい人に正しいメッセージを伝え、共感を得られるよう適応することができる

・「チャレンジャー」はお金の話もいとわず、必要とあらば顧客に多少の無理強いができる。したがって、営業プロセスを支配することができる(主導権を握る)ことができる

『チャレンジャー・セールス・モデル』 より

このような能力は生まれ持った能力だろうと思う人もいるかもしれませんが、これらのパフォーマンスを発揮するためのスキルは後天的に身につけられるため、習得、育成が可能と説明されています。

営業としてレベルアップしたい、営業組織のレベルを上げたいと思っている方におすすめです。

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